【下垂体機能低下症】

 下垂体は脳下垂体とも呼ばれる脳の下部に存在する小さな器官で、ホルモンの分泌に重要な役割を果たしています。下垂体から分泌されるホルモンには、成長ホルモン(GH)副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピンLH、FSH)、プロラクチン(PRL)などがあります。

 一般に下垂体機能低下症といえば1種類以上のホルモンが不足する下垂体の機能の低下ですが、汎下垂体機能低下症は下垂体の機能が全般的に低下するものです。1種類のホルモンの分泌だけが低下しているときは単独欠損症と呼びます。ホルモンの分泌が低下することにより、様々な症状が起きるのですが、性欲の低下なども引き起こされます。