【骨盤内手術】

 骨盤とは腸や子宮、膀胱などを包んでいる形の骨のことです。骨盤内手術とは大腸癌、直腸癌、前立腺癌、膀胱癌などの骨盤内の臓器の癌を治療するための手術のことです。  これらの手術では臓器の近くに重要な神経や血管があり、それらの神経や血管を損傷することにより排便、排尿、性機能障害を引き起こします。とくに自律神経を損傷することにより勃起障害や射精障害を引き起こします。
 
 過去には癌の治療を最優先し、手術後の性機能等を無視する手術が行われていることもありましたが、現在は勃起や射精などの神経系を傷つけないような神経を温存する自律神経温存手術が行われるようになってきました。