【糖尿病による性機能障害】

 糖尿病になると性機能障害が多くなるのは神経障害や血管障害が多くなるからです。
糖尿病には多くの合併症がありますが、その中でも多いのが神経障害の合併症です。
脳から脊髄にある太い神経を中枢神経といい、中枢神経から枝分かれしのびている神経を末梢神経といいます。この末梢神経に障害が起こった状態を糖尿病神経障害と呼びます。

 特に自律神経障害が注目されます。性機能障害は勃起障害、射精障害、精子形成障害などが見られます。糖尿病による勃起障害はどのようにして起きるかというと、陰茎の海綿体は自律神経の働きにより血液が送られ膨張するのですが、神経障害では神経伝達が悪くなり、血管障害では血液の流れが悪くなるためです。このような性機能障害の場合には、まず糖尿病を治す治療を優先させる必要があると思われます。